【小児歯科】効果的なむし歯予防の方法は保護者による｢仕上げ磨き｣
皆さん、こんにちは。
安芸郡府中町の歯医者｢もみじ歯科｣です。
お子さんが自分でやりたがるようになったけれど、｢仕上げ磨きはいつまでするの？｣とお悩みを持つ保護者の方もいらっしゃると思います。
小学生になると、自分でやりたがることが増え、歯磨きもできているから大丈夫といわれていませんか？
ただ、お子さんの生え変わりや歯磨きの状況で仕上げ磨きが必要な時期があります。
今回は効果的なむし歯予防の｢仕上げ磨き｣のポイントや理由についてご紹介します。
小学生のお子さんを対象に仕上げ磨きの有無を調べた調査によると、仕上げ磨きをしたお子さんの方が歯垢が少ないことが分かりました。
そのため、むし歯を作らないためには、小学校になっても｢仕上げ磨き｣が大切なポイントです。
大人でも毎日歯磨きをしていても、苦手な部分は残ってしまいがちです。
特に生え変わりでデコボコして磨きにくい時期は、仕上げ磨きでチェックしてあげるとよいでしょう。
お子さんが小学校に入るまでは仕上げ磨きをしているご家庭が多いのですが、小学生になると、自分で磨く子は増えてくるようです。
ただし、6歳ごろは乳歯から永久歯に生え変わる大切な時期です。
また、生え変わりの途中の歯は磨きにくく、むし歯になりやすいのです。
そのため、乳歯の生え変わりの時期に仕上げ磨きを行うことは、むし歯予防のために大切なポイントです。
目安として、９歳ごろまで仕上げ磨きを続け、磨けていないところはお子さんに伝えましょう。
お子さんのお口の状況に応じて、9歳を過ぎても仕上げ磨きを行えるとよいですね。
1. 1～2本を目安に小刻みに歯ブラシを動かしましょう
2. 歯ブラシの毛先は｢歯の表面｣｢歯と歯ぐきの境目｣にきちんと当てましょう
3. 1カ所につき、20回以上歯ブラシを当てましょう
歯ブラシを動かす幅が大きすぎると磨き残しが出てしまうので、小刻みに動かして汚れをしっかり落としていきます。
また、歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たっていることも大切です。
そして、あちこち歯ブラシを動かしてしまうと、歯ブラシが当たっていない部分が出てきてしまいます。
順番を決めて、1カ所20回以上当てて歯ブラシを動かしましょう。
仕上げ磨きを行うことで、むし歯を効果的に予防することが期待できます。
小学生になっても、生え変わりでむし歯ができやすい時期です。
9歳くらいまでは、仕上げ磨きでお子さんの歯をむし歯から守りましょう。
もみじ歯科では毎日のケアでは足りない部分をプロフェッショナルケアでお口の環境を清潔に保つよう、サポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
